はじめに
こんにちは! ぶいこん(@VKON_BLOG)です!
突然ですが、皆さんは「神前暁(こうさき さとる)」という方をご存知でしょうか?
「神の前」なんて言うからには強そうな名前ですよね笑?
この神前暁さんは、アニメソングやゲームのBGMを中心に活動している作曲家です!
そして僕が一番尊敬している作曲家でもあります!
そんな神前暁の魅力について、アニソンマニアでもあるこの僕が紹介していきたいと思います!
神前暁の代表作は?
神前さんは元々「ナムコ」に勤め、ゲーム音楽を中心に手掛けていました。
このナムコ勤務時に作ったのが、あの「ふたりのもじぴったん」です!
古いゲームの曲ですが、聴いたことがある人も多いと思います。
まだブレイク前ですが、この時から才能の片鱗を見せていたんですね!
そんな神前さんの名前を一躍有名にしたのは2006年に「京都アニメーション」によって製作された大人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」でしょう。
神前さんはこの「涼宮ハルヒの憂鬱」で劇伴BGMの全てと、OP曲「冒険でしょでしょ?」や挿入曲「God knows…」などを手掛けました。
特に「God knows…」は神前さんの代表作と言っても過言では無いでしょう。
この曲の影響は大きく、「ハルヒ」直撃世代ではない今の中高生年代にも人気の楽曲です。
今でもアニソン系のランキングでは上位の常連となっています。
特に「ハルヒ」に始まる2000年代後半から2010年代前半までは「作曲家神前暁」の絶頂期とも言える時期で、
「らき☆すた」
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
など、大人気シリーズの劇伴や主題歌に携わっています。
「らき☆すた」の主題歌で電波ソングの金字塔である「もってけ!セーラーふく」も神前さんの作曲です!
特に、多少なりともアニソンに通じた人であれば「神前暁」といえば、
先ほど挙げた「God knows…」
か
この「もってけ!セーラーふく」
という人が多いと思います。
ここでぜひ、この二曲を聴き比べてほしいです。
そう、全く曲調が違うんです!
かたやメチャクチャカッコイイロックで、
もう片方はまさかの電波ソング!(しかも両方「平野綾」が歌っている!?)
ロックを作ってみたり、電波ソングを作ってみたり…
この人、いろんな曲が作れすぎなんです笑
その作品の多様さは、まさに「アニソン界の魔術師」にふさわしいでしょう!
タイアップでガラッと変わるその曲調に注目してみるのも、神前さんの曲に触れる良い方法だと思います!
実は高学歴!? ハイスペックすぎる男、神前暁
作曲家として稀有な才能を見せつけている神前さんですが、実は超高学歴なんです!
なんと、名門進学校「大阪教育大学付属高校池田校舎」から名門「京都大学」の工学部に進んでいます!
「涼宮ハルヒの憂鬱」ではシリーズ演出を務めた「ヤマカン」こと「山本寛(やまもと ゆたか)」さんとは高校時代からの付き合いで、
京都大学時代にはヤマカンさんの自主制作映画製作に協力しています!
(ちなみに高校時代は同級生だった二人ですが、ヤマカンさんが浪人した影響で大学時代は先輩後輩の関係になったそう)
この時経験した失敗が「ハルヒ」の劇中映画である「朝比奈ミクルの冒険」に生かされているそうです!
この二人は旧知の中だからか、たびたびタッグを組んでおり、
「ハルヒ」だけでなく
「かんなぎ」
「Wake Up Girls!」(通称WUG!)
などでこのタッグが実現しています!
神前さんは、
「かんなぎ」でOPの「motto 派手にね!」を、
「WUG!」では「タチアガレ!」など
を作曲されています!
どれも良い曲なので、ぜひ聴いてほしいです!
京アニ時代には「らき☆すた」の監督を交代させられたりと、その言動がネット上で物議を醸しがちなヤマカンさんですが、僕自身は彼の演出は独創的で魅力的だと思います。
なので、今後もこの最強タッグでいい作品を世に出してほしいです!
神前暁の定番オススメ曲は?
今回はもっと多くの人に神前さん作曲の曲を聴いてもらいたい!と思い、アニソンマニアの僕がオススメの定番3曲をチョイスしました!
「もう聴いたことがある!」という人にも、
「あの曲って神前さんの曲だったんだ!」と思っていただければ幸いです!
ぶいこんが選ぶ、天才作曲家「神前暁」のオススメ三選!
1 恋愛サーキュレーション / 千石撫子(CV:花澤香菜)
2 キラメキラリ / 高槻やよい(CV:仁後真耶子)
3 Lost my music / 涼宮ハルヒ(CV:平野綾)
どれもこれも名曲揃いです!
さっそく解説していきます!
1 恋愛サーキュレーション
最近「Tik Tok」で流行ってる?らしいので、聞いたことがある人もいるかもしれません。
この曲は2009年に製作され、後に大人気シリーズとなった「西尾維新」原作のTVアニメ「化物語」の主題歌の一つです。
この「化物語」は「物語シリーズ」として現在まで続く大人気シリーズとなっており、僕の大好きなアニメの一つでもあります。
この「物語シリーズ」は、ヒロインが変わるごとにOPも変わるという珍しい手法をとったアニメで、
1期に相当する「化物語」では1クール計5曲がOPとして製作されました。
なんと神前さんはこの「化物語」のOP曲全てに加え、全てのBGMまでも作曲しています。
「いや、どんな速さで曲作ってんのアンタ?」
と、言いたくなりますよね笑
神前さんはそれだけ超人なんです。
この曲の魅力ですが、当時アニメ界最強萌えキャラとまで言われた「千石撫子」にラップを歌わせたと言うのが大きな特徴です。
ちなみに僕の「化物語」の推しはもれなく撫子です。可愛いですよね!
この「恋愛サーキュレーション」は全体的にのんびりとした曲調ですが、撫子らしいとにかくかわいらしい曲なんです!
一回聴いただけでも耳に残るキャッチーなフレーズに、CVをつとめる「花澤香菜」さんの甘い声。
これはもう、凶器です笑
「萌の権化」とも言われ、一世を風靡した超人気アニソンなので、「化物語」を知らないと言う人にもぜひ聴いてほしい一曲ですね!
2 キラメキラリ
神前さんは今年15周年を迎えた大人気シリーズ「IDOL M@STER」でもキャラクターソングの作曲を担当されています!
この「キラメキラリ」はその代表曲の一つです。
アイマスで神前さんといえば、
「READY!」
「GO MY WAY!!」
「空」
と代表作に尽きないのですが、僕は特にこの「キラメキラリ」を推します!
アップテンポでノリの良い曲調に、歌う仁後さんの舌足らずな声が合わさって、とても元気がもらえる一曲です!
一曲目の「恋愛サーキュレーション」もそうなんですが、
神前さんはキャラクターに合わせた曲を作るのが本当に上手いんですよね。
撫子なら、「かわいらしさ」
やよいなら「元気ハツラツ」
曲調にキャラクターの個性を載せるのが本当に巧みなんです。
神前さんは真の意味での「キャラクターソング」を体現している人だと思います!
ちなみにこの「キラメキラリ」は千葉ロッテマリーンズの応援歌になっていたので、野球場で聞いたことがある人もいるかもしれません!笑
個人的にこの曲で一番好きなのはラスサビの転調です。
僕は相対音感とかを持っていないので、実際に何調から何調に転調しているのかはわからないのですが、コレがとにかく聴いてて気持ちいい!
そう、オタクはこういうのに弱いんです笑
僕自身「アニソンラスサビ転調オタク」なので、ラスサビで転調する曲は問答無用で高く評価してしまう癖があります←
ただ、こればかりは聴いてみないとわからないと思うので、実際にフルバージョンを聴いてみてほしいです!
3 Lost my music
最後に通なオタクぶろうと、ちょっとニッチなのを持ってきました笑
ただ、曲自体は「聞いたことがあるよ!」って人が多いと思います。
この曲は「涼宮ハルヒの憂鬱」の大人気エピソード「ライブアライブ」で、軽音ライブの二曲目として流されたあの曲です。
ただ、この曲は演奏シーンが無く、曲と同時にエンドロールが流れ始めるため、「印象が薄い…」という人も多いと思います。
実際、ハルヒ未見勢で「God knows…」を知っている人は多いですが、
この「Lost my music」を知っている人は少ないでしょう。
そう言った意味では、知名度は天と地です。
しかし、僕はこの曲を知らないのは本当にもったいないと声を大にして言いたいです!
曲自体は「God knows…」と同じロック調なのですが、「Lost my music」は失恋を歌った曲となっています。
なので、少し悲しげな曲調です。
この曲の魅力はそんな物憂げな曲調と、平野綾さんの歌唱力でしょう。
過去を懐かしむようなメロディラインに、平野さんのかっこいい歌声が相まって、聴いていてとても昂ります。
個人的には「God knows…」より「Lost my music」の方が好きなくらいです!
言い表すならば、聞けば聞くほど良く思えてくるスルメみたいな曲!笑
ちなみに平野さんもヤマカンさんと一緒で色々とネット上で物議を醸しがちな人ですが、彼女も実力は確かです!
最後に
いかがだったでしょうか!
もちろん、他にも紹介したい曲がたくさんあります!
ただ、神前さんの曲は好きな曲が多すぎるんです…!
なので、それはまた今度の機会に😭
拙い文章でしたが、神前さんの魅力が伝われば幸いです!
この記事を通じて神前暁さんに、そしてアニソン全体に興味を持っていただけたら幸いです!
もちろん、アニソンの作曲に長く携わっている方というのは多く、神前さんの他にも有名なアニソン作曲家は数多くいます!
今後はその方々についても触れられたらと思います!
記事が面白いと思った方は拡散していただけると幸いです!
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それでは、また!
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